2008-04-02 第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
具体的な事例としては、大手百貨店などが主導して、繭の生産から絹製品の製造、流通に至るトレーサビリティーを明確にして自社ブランドの振りそでなどを販売している事例でありますとか、着物の専門店が中心になって、養蚕地と絹織物業者が提携をしまして、例えば、蚕の雄からとれてくる糸、これは大変強くてしなやかな生糸になるわけでございますが、それを利用した男性用の着物をつくって販売している事例といったようなものが出てきまして
具体的な事例としては、大手百貨店などが主導して、繭の生産から絹製品の製造、流通に至るトレーサビリティーを明確にして自社ブランドの振りそでなどを販売している事例でありますとか、着物の専門店が中心になって、養蚕地と絹織物業者が提携をしまして、例えば、蚕の雄からとれてくる糸、これは大変強くてしなやかな生糸になるわけでございますが、それを利用した男性用の着物をつくって販売している事例といったようなものが出てきまして
るる御説明ありましたけれども、私は、この間群馬県の日本で最も盛んな養蚕地である安中市に行って、一トン会の会長さんともお会いしてきました。あそこの群馬県の安中に行きまして、大体今ごろは剪定して桑の畑を手入れする時期なんですけれども、今や桑は天まで上っている。
そういった中で出てまいりましたのが、おおむね十年後の姿かたちといたしまして、決して一律的なものではなくて、例えば年間の収繭量が十トン程度とるような大規模単一経営、十トンといいますから超大規模単一経営でございましょうか、そのほかに、例えば年間収繭量が五トン程度の複合経営、あるいは一トンないし三トン程度の中小規模の複合経営、こういった幾つかのタイプがありませんと、この養蚕経営あるい養蚕地が守れないのではないかというようなことを
特に私が残念に思いますのは、養蚕農家の方あるいは養蚕地の県の方々が私に陳情にお見えになりますが、ほとんど絹製品を着ておりませんね。これは非常に残念なことだと思う。そんなことで私は農林水産業約八百万ございますが、家族入れて二千五百万、一致団結して絹を守るという立場でぜひ使用をお願いする、そういう形でいけば必ず解決し得ると、このように考えております。
私が恐れるのは、生産地においてはどんどん減反にかわる転換作目の一つとして養蚕を進める、何年かたったらそれがばたり養蚕地はだめでしたということになると、これは大変なことになるのであります。したがって、通産省及び農林省の間で、この間の政策の整合性というか、長期的なあり方というか、これははっきりさしてもらわぬといけない問題ではないかと私は思っておるわけであります。
一方、繊維労連等でも罷免要求を出すべきだ、また農民も、この問題についてははっきりした決着がつかない限りわれわれは徹底的に追及するという声が全国養蚕地においてほうはいと起きております。これをいわゆる通産省の陳謝によって一件落着というような甘い考えでは——当局は、農民のサイドに立って、農民の代理である農林大臣も許せない立場でなくてはならない、許せるものではない、かように思うわけです。
上州のあそこは養蚕地でありまして、昔は非常に盛んだった。東邦亜鉛が来てから蚕が全部絶滅していく。これはいまから十二、三年も前からこういう状態です。それに対して、通産省として関知しない、また聞いてない、そんなことは私言えないと思うのです。おそらく県やあるいはまた農林省からもいろんな話があったと思う。なるほど企業は守らなければいけません。
大臣も、信州で、養蚕地におればよくわかると思います。実に進歩した。たとえば十年前の二分の一の桑の葉を使って倍以上の繭の生産をすることができる状態になっておる。それほど技術が進歩し、品質もよくなってきた。日本の養蚕技術者の非常な研究の努力、農民の苦心、これが結びついてそういう状態になってきた。
同(広瀬秀吉君紹介)(第三五五七 号) 一〇〇三 同(吉村吉雄君紹介)(第三五五八 号) 一〇〇四 元外地鉄道在職期間のある公務員等 の国家公務員共済組合法等の特例措置に関す る請願(久保三郎君紹介)(第三三七七号) 一〇〇五 同(鈴木善幸君紹介)(第三三八五 号) 一〇〇六 会計年度の暦年制採用に関する請願 (田中彰治君紹介)(第三三八六号) 一〇〇七 山梨県の養蚕地
東海林稔君紹介)(第三五五五号) 同(田中織之進君紹介)(第三五五六号) 同(広瀬秀吉君紹介)(第三五五七号) 同(吉村吉雄君紹介)(第三五五八号) 元外地鉄道在職期間のある公務員等の国家公務 員共済組合法等の特例措置に関する請願(久保 三郎君紹介)(第三三七七号) 同(鈴木善幸君紹介)(第三三八五号) 会計年度の暦年制採用に関する請願(田中彰治 君紹介)(第三三八六号) 山梨県の養蚕地
この養蚕地に特に御関係の深い先生の御指摘のように、私どもも、将来といたしまして、桑園をさらにこれを整理をいたしまして、桑を植えてあるものを引き抜いていくというようなことは考えておらないのでありまして、ただ、糸価を安定さしまして、一方においては養蚕農民に安心をして繭を作っていただく、さらに、海外の市場の開拓をいたしまして、安定した糸価のもとに、海外と信用ある取引を行なっていく、そういう立場において糸価
次に、これに伴いまして、直ちに動力費の助成だけではなく、土地の改良あるいはこれに伴う諸施策をあわせて計画して予算を計上するのがしかるべきではないかという御趣旨でございますが、本年は若干ではございますけれども、畑地灌漑の施設あるいは畑作の土地改良、さらにまた小団地の土地改良等につきましても、投融資方面に相当資金等もふやしておりますから、これらを、今の、特に事情の緊迫しておりましたかような養蚕地等の方面
○政府委員(永野正二君) 桑園の凍霜害防止について申し上げるわけでございまするが、これは二十八年の非常に苦い経験によりまして、これが防止につきましては、私の方からあらかじめ各養蚕地におりまする技術指導員に対しまして、その予防方法については相当数を重ね、また具体的な指示をいたして参ったのでございます。
ことに最近に至りましては、両者の間に事前に調整してそういう害のないように心がけていっておる地方が多いのでありますが、ただいまお話の群馬県におきましては、多年あの地区にタバコを入れろという御要望がありましたので、公社といたしましても養蚕地のことでもあり、ちゅうちょいたしていたのでありますが、現地の御要望が強かったために、本年初めて新産地を開拓いたしたような次第でございます。
しかしながらその後においても農家の人が病気をしないとも限らないし、いろいろの出資がありますから、そういう場合に、養蚕地なら蚕が出るまで、あるいは二毛作地なら麦がでるまで、あるいはばれいしよができるまで、こういうような間にいわゆる営農だとか何とかいうようなむずかしい手続をしないで、簡単に金が借りられる方法かなければならない。
私ども養蚕地といたしましては、非常に大きい建物があるのであります。結局住宅と申しましても、人間の住むための住宅というよりも、むしろ養蚕業をやるための大きな建物の中に住んでおる、いわゆる住宅兼用の蚕室が多いのであります。
更に長野県は養蚕地帶でございます。従来は異常災害に対しては国が八分の七を負担していたのでございます。ところが改正案によりまするというと、国が四六%農家の負担が五四汚ぐらいになります。これは異常災害の場合です。以上は長野県の例でございますけれども、全国をおしなべてそういう傾向にあると思います。特に單作地帯などは御承知のごとくに奨励金も、或いは従来の加算金も廃止になる。
実は今もここへ養蚕地滯の農民から、非常にやかましい要望が来ております。この技術員がわずかに二千七百人とかいうことを今要求しておるそうでありますけれども、はたしてこの要求が、農林省でもつてすでに通過しておるかどうか、もし通過しておらないとすれば、通過する確信があるかどうかをこの際お尋ねしておきたいと思います。
また家屋の点でありまするが、これは多くの養蚕地帶においては、戰前に養蚕をやつておつたところの農家は、今なお厖大な養蚕のための家屋を持つております。蚕の乾燥に使うというような、一時的な、臨時的な農作業の面から、大きな家屋を持つておるというのが通例であります。従つてこういう利用度の少い土地、建物に対しましては、減免措置をお考えいただきたいというのがわれわれの希望であります。
養蚕地帶が五四%、それで支出の方は然らばどうかということを見ますと、農業関係の支出におきましては一毛作田の農家におきましては二二%、二毛作の農家では二四%、普通畑作農家では二九%、蔬菜の農家が一七%、果樹が一二%、養蚕が二八%、それから家計上の方で見ますと、一毛作で一九%、二毛作田で一七%、細作が一八%、蔬菜がちよつと計算しておりませんが、大体一七、八%となつておると思います。